さんぽ日和

毎日更新するつもり

戯言

乱心を経て、穏やかになりたい。

世間の反応ばかり気にして生きるのは私らしくない。今すぐネットを閉じよ。匿名の意見は毒でしかない。

何をしても楽しくないと思い込んで嫌になった。どこか少し遠いところへ旅行でも行ってみようかしらとか思っても、交通費高いし、計画を立てる初めも初めの時点でやる気が失せた。なんだかまず、お菓子を大量に買いに行こう。別に食べたいわけじゃなかった。食べたらこの不安と悲しみめいたものを発散できるかもしれないと思った。健気なのだ私は。外へ出るのも億劫なので、買い物の代わりに一旦爆睡した。そしたら少しだけ気持ちが楽になった気がした。思い切って外へ出る。女子高生が歩いている。外は暑かった。全然まだ夏だった。私はへろへろしながら歩いた。

スーパーは冷房がきいていて涼しかった。ショートケーキとコーヒーゼリーを買った。夜ご飯の後に食べようと思って。

帰り道もまたふらふらしながら歩いた。働いてもないのに私はなにがそんなに気に食わないつまらない顔してるんだろう。働いていた時も同じような不安に取りつかれていたじゃないか。同じことだ。いつだってそうだ。どうしたらいいんだろう。暇なんだ。介護の仕事でもしたらいい。おばちゃんが大きな老人の座った車椅子をおすのをスーパーでみた。私はその横でショートケーキをカゴに入れた。

私は肯定されたい。誰に?知らない。自分を自分で肯定できるのが1番いいと思う。なんて、バカみたいだな。そんなに胸張って威張って歩きたいの?バカみたいだな。子供がデキたら自分のこと肯定できるかもね。何にもしてない私は胸に小さな子供を抱えて歩くことで肯定される気がしている。誰に?知らない、分からない。私はまだみぬ我が子をダシにしている。私はまるで自分が犯罪者みたいな気がしてならない。何がしたいの?この、欲張り野郎。